【AB証券】RSIの見方と活用法

投資

みなさんこんにちは。節約しながらフィリピン移住を計画中のじゅんここです。

今回はAB証券のフルスクリーンモードに初期装備されているRSI(アールエスアイ)の見方と活用方法を解説していきます。参考になれば幸いです。

それでは早速、RSIについて一緒に学んでいきましょう!

RSIとは

RSIアールエスアイは「Relativeリレイティブティブ Strengthストレングス Indexインデックス」の略称です。

日本語に訳すと相対力指数そうたいりょくしすうと表現し、テクニカルチャートで「買われすぎ・売られすぎ」を見極めるための指標になっています。

過去一定期間の上げ幅(前日比)の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割って、100を掛けたものです。値上がりと値下がりの具体的数値はRSIで判断できません。数値は0~100で表され、一般的に70~80%以上で買われすぎ、20~30%以下で売られすぎと判断されます。

計算式について

先ほど説明したことを式に表現するとこのようになります。

  1. RS=(n日間の終値の上昇幅の平均)÷(n日間の終値の下落幅の平均)
  2. RSI=100 ー(100 ÷(RS+1))

n(パラメータ値)の最適値

nの最適値は【14】と言われています。これは考案者であるJ.W.ワイルダー氏による見解です。

他には、日足で9・22・42・52日とすることもあります。週足では9・13週のようです。

ただ、これはあくまで概念的な要因があり、最適と判断できる数値であればそれが正解になります。株の売買を積み重ね、コレだ!という値で勝負することをオススメします。

AB証券のRSI

AB証券のフルスクリーンモードを開くと、チャートの下にRSIが表示されています。

RSI

左上にRSIの記載があります。表の「73.5877」はその時のRSIで、カーソルを動かすとその時々の数値を確認できます。縦軸は「RSIの%」を表しています。

買われすぎと売られすぎ

RSIの買われすぎ、売られすぎは下記の表のように、ピンク帯からグラフがはみ出した場合になります。

RSIー買われすぎ・売られすぎー

売買を考えた時

トレードにおけるRSIの見方は

  • 買われすぎ(70%以上)=売り時
  • 売られすぎ(30%以下)=買い時

とするとトレードに活かすときに簡単かと思います。

RSI活用法

次にRSIの活用方法について一緒に学んでいきましょう。

ローソクチャートと合わせて見ていきます。

スタンダード活用法

シンプルに「買われすぎ・売られすぎ」を指標に売買する方法です。(逆張りシグナル活用法)

RAI・シグナル

売り(RSI70〜80%)のところで売って、買い(RSI20〜30%)のところで買う方法になります。最も一般的で扱いやすい手法になります。

トレンドを見極めろ!シグナル活用法

活用法の一つにトレンドを見極められるシグナル活用法があります。(ダイバージェンス現象と言われる)

これは株価は上昇または下落しているのに、RSIにはその逆が起こっている現象のことです。

全体像把握のため、ローソク足のチャートにRSI(14)、Bollinger Bandsボリンジャーバンド(20)、Moving Averageムービングアベレージ(5・10・50)を合わせた表を今一度ご覧ください。

RSI&シグナル

売り・買いの部分を拡大して見ていきましょう!

ローソク足とRSIの上昇下降に差があることを確認ください。

RSIーシグナル活用ー
  • 売りの場合:最初にRSI70%超えした時より2回目の上昇の方が株価は高いのに、RSIは下がっています
  • 買いの場合:最初のRSI30%を割った時よりも2回目の下降の方が株価が下がっています

この現象は、まもなく上昇・下落トレンドにのる可能性があるよ!とローソク足とRSIが伝えているということです。(確実に変化するとは言えませんが)

チャートを見て「RSIが売り・買いのサインだ!急いで売ろう・買おう!」ではなく、変化を楽しみながらトレードしていけると、よりロジックを活かしながら売買できて良いですね。

まとめ

RSIアールエスアイは「Relativeリレイティブティブ Strengthストレングス Indexインデックス」の略称で、日本語訳すると相対力指数そうたいりょくしすうと言われ、テクニカルチャートで「買われすぎ・売られすぎ」を見極めるための指標になっていることがわかりました。

パラメータ値の最適値は【14】であるが、トレードの中で上手くいっている方法が正解でもあり、あくまでパラメータ値は概念的な要素があることもお忘れないように。

RSIの活用法には、スタンダード活用法(逆張りシグナル活用法)とトレンドを見極めるシグナル活用法(ダイバージェンス現象)があり、見極める指標としてRSIの範囲は表の参考値となります。

アクションRSIの範囲
買い20〜30%
売り70〜80%
売買・RSIの判断基準

今回、RSIの見方は活用方法について学びました。参考になりましたでしょうか?

これからの株のトレードにお役立ていただき、豊かなフィリピン株投資ライフを楽しんでいただければ幸いです。

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